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家族葬はるか葬儀メモリー「私の居場所」

葬儀メモリー

葬儀プラン:はるか葬
葬儀実施日:令和2年5月24日
葬儀場所:はるか会館
会葬者人数:19名

 

 

生まれ育った豊栄の地で
たくさんの想い出が散りばめられた豊栄の我が家で
家族とともに最後の夜を過ごしました。


「おじいちゃん、お家に帰る事が出来て良かったね」

 

”もう一度、自宅に帰らせてあげたい”
そんな二人の娘様の想いが、お話を伺う中で感じられました。


「お家に帰りませんか」
通夜後にご自宅へお連れし、ご家族で一夜を過ごすことを提案。

パッと輝いた瞳にこちらまで心があたたかくなりました――。





「53年ぶりに男の子が生まれた!!」
あなたは声を弾ませて言ったといいます。
お孫さんの誕生に胸を熱くし、嬉しさを隠しきれないあなたの姿がありました。

二人の娘様を授かったあなた。
しかし…。
心のどこかで夢見ていた男の子の誕生。
その夢が53年の時を経て叶ったのです。
その可愛がりようときたら…。

頑固で不器用。そんな性格もあって、お孫さんに
「弱虫」「泣き虫」
と憎まれ口を叩くおじいちゃん。
けれど。
優しさや愛に溢れた心はしっかりと伝わるものなのですね。
お孫さんたちはおじいちゃんが大好き。

よくドライブにも連れて行ってくれました。
県北・吉田や島根県の浜田へ。
新鮮な魚を食べたり、温泉に入ったりと五感が喜ぶ体験をたくさんさせてくれました。

もう一つ。
おじいちゃんがよく連れて行ってくれた場所。”山”
山はおじいちゃんにとって、遊び場でした。
小さな頃から山を駆けずり回り、自然の楽しさ、恐さを教わってきたのです。
人生にとって必要な事を教えてくれた”山”
きっと、お孫さんたちにもそれらを伝えたかったのでしょう。
あの頃のワクワクする気持ちを抱えながら、おじいちゃんは何度も山へと向かったのでした。



おじいちゃんを語る時、
ご家族様は皆笑顔になっていました。
とても楽しそうでした。
愛し、愛されていたおじいちゃん。
そんなあなたがよく娘様に言っていた言葉があります。

「友達はたった一人でいんじゃ。信頼できる人を見つけろ」


別れの時を迎えた今、
この言葉がより重みを持って二人の娘様の脳裏にこだまします。

あなたには、子どもの頃から唯一無二の親友がいました。
心の拠り所となり、支え、支えられてきた存在。
あなたの旅立ちを見送るため、この日も駆けつけて下さいました。

突然、別れの日を迎えることとなったあなた。
”さよなら”も”ありがとう”も誰にも伝えることが出来ませんでしたね。

けれど、長い時を共に歩んできた親友です。
言葉にしなくとも心は通じ合っているのかもしれませんね。




   旅立ちの時を迎えたあなたに
            娘様よりおくる言葉。

「ゆっくり休んでください。ありがとうございました。母と仲良くね。」




慣れ親しんだ我が家で、大好きな家族の声に包まれて
最期の夜を過ごしたおじいちゃん。

安らぎとぬくもりの溢れるその場所で、
穏やかな時を過ごすことが出来たのでしょうか――。